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・環境セミナー及び植林ワークショップの開催(ナカル・カタブリンガン)
平成25年6月にナカルのカタブリンガン山間部にある先住民小学校(SPA)で、
環境セミナーと植林ワークショップを実施しました(写真参照)。26年度も引き続きSPA小学校本校及び分校で、
環境セミナーと植林ワークショップを開催します。 本校では25年のフォローアップとして、植林した傾斜地の下草を刈り、
生徒に看板を作製してもらう計画です。 分校では環境セミナーと植林ワークショップを実施します。
25年9月に現地入りしたときにSPA小学校校長と苗木樹種の確認と日程の調整を行い、2月末の開催としました。
分校への苗木の運搬方法についてコ−ディネータ−と協議し、分校生徒や先生、生徒の家族に参加と協力のお願いをしました。
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環境セミナー果樹を植える |
植林ワークショップ |
果樹を植える児童 |
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●教育支援事業 |
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・SPA卒業生への寮生活支援(ナカル・カタブリンガン)
この支援事業は先住民族子弟に高等教育のチャンスを広げ、自立支援を行うことで、将来、
地域発展のための有為な人材に育っていくことを願ってのことです。
SPA小学校は先住民 を支援する部族開発センター(TCD)により運営され、中・高等学校(High School)で学び、
大学まで進学したいと希望する優秀な学童には、奨学金を支給しています。 問題は山から通学することは難しく寮生活を強いられことです。
ナカルの町にはアパートが少なく、 加えて費用や先住民に対する差別があり見つけるのが難しいのです。
25年9月の訪問のときに、 5人のHigh Schoolに通う学生に会いました。将来に対して、農業指導者になりたい(ロバート)、 警察官志望(レリアン)、 SPA小学校で教えたい(アミリー、クリスティナ、オリガン)とそれぞれが夢を抱いていました。真面目な学生を知り、 教育環境設備を提供できるよう今後も支援を呼びかけていきたいとの思いを新たにしています。
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